5

皆様にお届けするお米づくり、本格スタートです in 長野②

皆様こんにちは、いつもお世話になっております。株式会社プレミアバンク真山です!みなさんGWは如何お過ごしでしたか?私も久々に家族とゆっくり過ごしリフレッシュできたGWでした。今週からお仕事という方も多いことでしょう。今日も新たな気持ちでまいりましょう!

関東ではこのGWが丁度「田植え」の時期だったと思いますが、私たちのお米づくりの地、ここ上田市武石では寒さで関東より約半月ほど遅れるので今は「田植え」の準備のための「苗づくり」の時期。「田植え」は5月中旬から下旬になります。今回も株式会社プレミアバンクのメディア事業部に手伝ってもらいながら「苗づくり」を行ってまいりました。

P4270121_0

昔から稲作農家の間では「苗半作」という言葉があるように、苗代(なわしろ)で育てる苗の良否が植えつけ後の生育、最終的な収穫を左右するので、それだけ重要で難しく、大切な作業です。良い苗が育てば収穫の半分は保障されたようなものであるとまで言われています。

苗づくりといっても、種もみを選別し、芽出し、種蒔き、育苗といろんな工程があります。苗づくりの最初は、発芽させる良い種もみを選ぶところから始めます。塩水選といって米の種類によって決めた比重の塩水の中に種もみを入れて、沈んだ中身の充実した重い種もみを選びます。

塩水をよく洗い流した後に、種もみに付着しているいもち病などの病原菌を殺します。最近では環境保護の観点から農薬を使わず、60℃のお湯にしばらく浸けて殺菌する温湯消毒する農家が増えてきました。

そして種もみに水を吸わせ発芽させます。これは発芽に十分な水分を与え、発芽をそろえるねらいがあり、種もみをまとまた種袋を水の中で揺らしながら均一に水を吸わせます。種もみの重さが125%になるくらいまで水分を与えますが、積算水温といって毎日の平均水温を足して120℃になるくらいが一つの目安と言われています。ここ上田市武石では水温はまだまだ低く約10日間前後を要します。

十分水を吸わせた種もみに30~32℃の温度を20時間くらい加えて一斉に発芽させることを催芽と言います。これは発芽をそろえてこの後つづく成長の管理を効率的に行う為です。

ここまでの作業は、その土地の気候に精通し、経験がものをいう部分なので契約農家の方々にお任せいたしておりました。そしてここからが私たちの出番「種蒔き」です。と言っても育苗箱に種を蒔き、土をかぶせる種蒔きは、播種機という機械が行うので、私たちはいわば機械のオペレーターです。

P4270035_0

育苗箱を投入セットする人、適宜種もみを投入する人、かぶせる土(培養土)を投入する人、種蒔きされた育苗箱を温度管理された発芽機にセットする人、最低でも4人いないと機械を動かせません。それぞれの作業の負荷は軽微ですが機械が絶え間なく動いているので休めません。

機械と言っても完全ではありません。蒔きにばらつきがあったり、機械からこぼれたり…そんな不具合を私たち人間が補完しながらオペレーションしていくのです。機械のオペレーターという仕事はこういうプラスアルファのの部分が、経験とかスキルとかいわれる部分なのかなぁと…漠然と思いながらも貴重な体験をさせていただきました。

P4270020_0

田植えは作付面積が大きくてとても一日では終わりません。よって、田植えをする場所の順番を決め、それに間に合うように、すべて逆算して苗を育てていきます。目の長さが3㎝位までは温度管理された発芽機の中で育てますが、その後ビニールハウスに移し替え、綺麗に並べて育てます。

P4270008_0

育苗箱を並べてからしばらくはハウス内の温度管理が重要です。最初は昼は20~25℃、夜でも10℃以上になるように、その後は若干温度を下げて育てます。この温度管理はビニールの開閉やホットカバーを被せたり取り除いたりして調節します。

P4270016_0

この日、上田市は今年一番の暑さで、ビニールハウス内がすぐ30℃を越えてしまって大変でした。携帯電話の普及によって便利になった反面、電話に追いかけられることもあるように、ハウス内の各ポイントの温度がリアルタイムにワイヤレスで計測表示されるので、農家の人たちはまさに温度に敏感で、この日も暑さ対策のシートを被せたり外したりこまめに変えなければならず、まったく便利になったんだか不便になったのか…忙しくなったのは事実のようです。

P4270066_0

まさに発芽してからある程度までは、人間の赤ちゃんと同じ。特に温度管理はとってもデリケートです。この上田市武石は冷害を受けやすく、稲の生育期間が短いだけに悪い苗を田植えすると活着と言われる根つきが遅れたり、初めの体をつくる分けつ(株分かれのこと)の期間が短くなったり、穂の出る時期が遅くなったりして最終的に収穫量や品質を落とすことになりかねません。

P4270003_0

美味しいお米を皆さんにお届けする為、今回は種もみ一粒一粒に私たちの愛情を込めました。

P4270041_0

一方、前回土起こしを行った田んぼも、今回畦(あぜ)の手直しをしたのですが、カエルやミミズがたくさん出てきて土の中も本格的に春到来のようです。
健康な苗づくりの一方、田植えの用意として田んぼを耕して、水を入れて代かきをしなければなりません。手作業でしっかりと土台となる土壌を作ったので、これからは機械の出番、そうトラクターの登場です。

P4270017_0

まさに「苗づくり」と「田んぼづくり」の同時進行、農家が一年で一番忙しい時です。ただでさえ高齢化が進み人手不足の農村部では、特にこの忙しい時期には家族親戚や組内で助け合ってこの田植えまでの繁忙期を乗り切ります。

P4270157_0

今回も「驚き」と「発見」の連続でした。
一粒のお米づくりに、こんなにも多くの手間暇がかかっているとは…
一つ一つの配慮や手間が、すべて皆様にお届けするお米の美味しさにつながりますように。
どうか、天候も穏やかで健康な苗が育ちますように…最後は神頼みで、心地よい疲れとともに長野を後にしました。

P4270161_0

次回は「田植え」の様子をお伝えしたいと思います。

株式会社プレミアバンク 代表取締役 真山 壮

●株式会社プレミアバンク求人情報
マーケティング本部応募:http://woman.type.jp/job-offer/254225/
営業職応募:http://woman.type.jp/job-offer/254224/
営業職応募:http://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-143624-4-6-1/?ty=cmpa

logo

logo2

1

2014_10_9


プレミアバンク社長

プレミアバンク社長

名前:真山 壮 株式会社プレミアバンク代表取締役 誕生日:1980年4月22日 血液型:O型 出身地:宮城県仙台市生まれ 住まいの地域:埼玉県 人を幸せにする良い会社をつくることを使命に2010年に創業。

5 Comments

  1. 実家が、農家です。
    米作りのブログを見て、丁寧な作業に見入りました!
    何だか、今後が気になります(^^)

    • M.K様、拝見いただきコメント有難うございます。
      昨年ご好評を頂いたので、今年はイチから米づくりをお手伝いさせていただいてます。
      まだまだ、お米も「赤ちゃん」の段階ですが(笑)きちんと育ててまた美味しく皆様に食べていただきたく思っています。
      M.Kさんのコメント、私を含めて私たちスタッフの励みになります。
      今後の様子もアップしてまいりますのでご期待ください。
      コメント有難うございました!

  2. 楽しく拝見させていただき、
    勉強させていただいております。

    私の祖母が新潟出身で、
    その関係でいつも米は新潟のものを食べているのですが、
    長野のお米はどんな特徴があるのでしょうか?

  3. S.T様、拝見いただきコメント有難うございます。
    新潟と言ったら「魚沼産コシヒカリ」でとっても有名なお米どころですね!
    新潟の大多数の農家はコシヒカリを栽培しています。同様にここ長野でも多くの農家がコシヒカリを栽培しています。
    日本で一番栽培されているコシヒカリは、「粘りが強く」「固めの食感」「冷めても美味しい」という特徴がありますが、魚沼産コシヒカリはその土地の特徴で「きれいな水が流れている」「昼と夜の温度差が大きい」ことよりコシヒカリのうまみを最大限引き出した日本で最も有名なブランド米です。
    私たちのお米の生産地は、長野でも上田市武石(たけし)という土地で、山麓の美味しいお水が有名で、かつ昼夜の温度差も大きい土地です。
    あとは土壌の違いとかありますが、基本的には魚沼と似ていると思います。
    是非、機会がありましたら私たちの手掛けた長野県上田市武石のお米もお賞味いただけたらと思っております。
    今後の様子もアップしてまいりますのでご期待ください。
    ありがとうございました!!

  4. 丁寧な解説、恐縮です。
    お返事を拝見していたら、こんな時間(深夜1時)なのにお米が食べたくなってきました・・・(笑)

    ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です